ロジスティクス共栄タンカーが6日発表した9月中間決算は、ばら積み新造船の供給圧力で市況が低迷するなか、市況に比べて割高になっているばら積み船の売却で市況リスクの回避を図ったが、売上高が7.3%の減収、営業利益が15.2%の減益と伸び悩んだ。
この判断に基づき、定期用船契約を9月に期限前解約したことから、用船契約解約違約金を特別損失に計上することとなり、純損益が12億3100万円の赤字に転じた。
[共栄タンカー]2016年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第2四半期 | 2015年3月期第2四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 6,069 | 6,550 | -7.3% | |
営業利益 | 810 | 955 | -15.2% | |
経常利益 | 345 | 578 | -40.3% | |
当期純利益 | -1,231 | 545 | - |