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GLP、カナダ公的年金機関と日本の物流施設向けファンド

2011年9月2日 (金)

拠点・施設GLプロパティーズ(GLP)は1日、カナダの公的年金運用機関「カナディアン・ペンション・プラン・インベストメント・ボード」(CPPIB)との間で、先進的な物流施設の開発・運用を目的とした合弁事業「ジャパン・ディベロップメント・ファンド」を設立したと発表した。

 

GLPとCPPIBは、ジャパン・ディベロップメント・ファンドに想定投資期間3年間でそれぞれが2億5000万米ドル、合わせて5億ドル(約383億円)を拠出する。

 

ジャパン・ディベロップメント・ファンドは、長期投資を目的とするオープンエンド型ファンドで、50%のローン・トゥ・バリューを目標としている。同ファンドは、主に日本の首都圏、大阪都市圏で、マルチテナント型施設、入居するテナントの要望に合わせて物流施設を設計・建設するビルド・トゥ・スーツ型施設の開発に注力する。既に首都圏の好立地に用地を確保しており、最初の開発案件とする。

 

CPPIBは、カナダ年金制度の資産を運用する国際的投資運用機関として、総額1532億カナダドル(1567億米ドル、約12兆円)の資産を管理、運用している。