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セイノーHD・中間、運賃見直し進め営業益43%増

2015年11月10日 (火)

ロジスティクスセイノーホールディングスが10日発表した9月中間決算は、貨物輸送量の増加が見込めないなかで運賃の見直しや燃料サーチャージの収受、ロジスティクス事業の拡大に取り組み、営業利益が42.7%の増益となった。売上高営業利益率は前年同期の3%から4.2%へと1.2ポイント改善した。

同社は6月に関東運輸(群馬県前橋市)を子会社化して全国的な冷凍・冷蔵輸送の機能を加えたほか、タイで8月にサハグループの物流会社に出資するなど、輸送ネットワークの安定化や国際化への対応を進めた。

通期は上半期の好調さを反映して売上、利益を上方修正。売上高は5610億円(前期比3.4%増)、営業利益252億円(17.8%増)、最終利益167億円(15.5%増)を見込む。

[セイノーホールディングス]2016年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期第2四半期2015年3月期第2四半期増減 
売上高
269,951265,2301.8%
営業利益
11,3017,91842.7%
経常利益
12,3228,93737.9%
当期純利益
7,7865,47042.3%