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いすゞ自動車は24日、長距離輸送が可能な大型トラック「ギガCNG車」を発表した。
同社はこれまで、小・中型トラックで都市部の短・近距離輸送向けの天然ガス自動車（CNG車）を展開しており、長距離輸送が可能な大型トラックのCNG車を新たに投入する。
ギガCNG車は、1回のガス充てんで東京-大阪間の走行が可能なほか、車線逸脱警報（LDWS）、ミリ波車間ウォーニング、電子式車両姿勢制御システム、電子ブレーキシステムを標準装備する。
エンジンには、燃料供給装置にマルチポイントインジェクション方式を採用した新型6UV1エンジンを搭載。気筒の吸気ポートにインジェクタを配置し、燃料の噴射量やタイミングの精密制御をすることで、走行状況に応じて空気と燃料の比率を最適にコントロールできる。
今回は一部車型のみで販売開始し、2016年夏以降から段階的に車型追加、本格投入をしていく。
ギガCNG車詳細
車型：QFG-CYL78B-VX-M
仕様：ポスト新長期排出ガス適合
2009年低排出ガス車認定取得
プリクラッシュブレーキ標準装備
ミリ波車間ウォーニング標準装備
車線逸脱警報（LDWS)標準装備
IESC標準装備
キャブ付きシャシ
エンジン：6UV1-TCN
トランスミッション：7速MT
目標販売台数：年間100台
東京地区希望小売価格：2742万8760円（税込）
