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ロジザード、中国でクラウドWMS本格展開へ

2015年11月17日 (火)

サービス・商品ロジザードは17日、来年1月から中国で同社のクラウド型倉庫管理・在庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」の提供を開始する、と発表した。

ロジザード、中国でクラウドWMS本格展開

▲左からロジザード社長・金澤氏、セニーソフト副総経理・荘氏

10月28日に同社が中国・大連市のセニーソフトにロジザードZEROをOEM提供することで合意したことを受けたもので、両社は中国で16年中に50社が利用を開始すると見込んでいる。中国で販売するロジザードZEROのOEMサービス名称は未定。

同社は「中国のインターネット環境には特有の規制があるため、中国から日本のサーバ環境への接続が必ずしも安定していると言えず、最大の障壁だった」と、中国での提供がOEMの形をとるに至った経緯を説明。ECのERPパッケージで多くの導入実績を持つセニーソフトとOEM提供で合意したことを受け、中国で本格展開する環境が整った。

ロジザードZEROは、同社が12年9月に販売を開始した自社開発のクラウド型WMSで、高いコストパフォーマンス、幅広い業態の荷主を管理できる柔軟性などの「持ち味」が支持され、770の現場で稼働中。「年間出荷関与件数」は3709万4136件(9月時点)とWMSでは群を抜く実績を上げている。