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UDトラックス製造部門・遠藤氏が「現代の名工」受賞

2015年11月26日 (木)
勤務中の遠藤氏

▲勤務中の遠藤氏

認証・表彰UDトラックスは26日、グループ・トラックス・オペレーションズ(製造部門)に勤務する遠藤博之氏が厚生労働省から今年度の「卓越した技能者(現代の名工)」として表彰されたと発表した。UDトラックス従業員の受賞は、2013年度に続いて12人目となる。

1967年に創設されたこの制度は、技能者の地位と技能水準の向上を図ることを目的として「優れた技能を有し、ほかの技能者の模範となる卓越した技能者」を表彰するもので、日本全体で年に150人が選ばれている。

遠藤氏は入社以来、一貫してトラック生産での設備保全部門で技能を磨き、単に設備故障時の素早い原因特定・復旧作業に優れているだけでなく、「安全で、より負担が掛からず、生産目標を達成できる生産現場作り」を目指し、設備診断・予防保全・改良保全にも取り組んできたという。

また、良い前例を維持しながら、新たな発想・情報も積極的に取り入れる姿勢で、後進の育成にも熱心に取り組んできた。

都内で9日に開催された授賞式に参加した同氏は「私をここまで育ててくれた先輩、協力してくれた職場の同僚、後輩、関係部署すべてに感謝している。今後は、良き指導者に導かれて培った技能をさらに向上させ、後輩の育成に尽力したい」と受賞の喜びを語った。