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高速道路の逆走5年間で最多ペース、68%が高齢者

2015年11月30日 (月)

事件・事故高速道路の逆走5年間で最多ペース、68%が高齢者高速道路会社6社は27日、1月から9月までの9か月間に高速道路で177件の逆走があったと発表した。前年の同じ時期に比べて33件多く、過去5年間で最も多いペース。

逆走した運転手は65歳以上が68%を占め、9%が「認知症の疑いあり」と判断された。

高速道路の逆走5年間で最多ペース、68%が高齢者国土交通省では、2020年までに高速道路の逆走事故ゼロを目指す取り組みを27日に発表。2011年から15年9月までに、高速道路会社管内の高速道路で事故、または確保した逆走事案は916件発生しているが、ことし3月までに高速道路会社が対策を施した33か所では、対策前の4年間の年平均20件から実施後の半年で2件に減少した。

高速道路会社ではこうした対策箇所を増やすことで逆走を減らしたい考えで、これまでに対策の実施を公表した67か所のうち、47か所で対策を完了している。