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京浜港、荷主企業11社が意見交換会に参加

2015年11月30日 (月)
京浜港、荷主企業11社が意見交換会に参加

▲大小様々な船舶が行き交う東京湾中央航路

国内関東地方整備局は27日、京浜港に関係する官民で構成している京浜港物流高度化推進協議会が11回めとなる荷主意見交換会を開催した、と発表した。

10月30日に行われた意見交換会には荷主企業11社が参加。海上から東京湾中央航路・横浜港南本牧MC-3コンテナターミナルを見学した後、発災時の港湾BCPや港湾物流の高度化などをテーマに意見を交換した。

参加した荷主企業からは「発災後の港湾オペレーションについて定量的に想定が提示されると具体的な検討が進めやすい」「発災後に港湾機能の復旧に一定の時間を要することも念頭に、平時より複数の経路を利用している」といった意見が出された。

また、「コンテナターミナルのゲート前の渋滞は、自社の物流拠点とターミナル間での輸送効率を低下させており、大きな課題。搬出入予約制の導入は是非とも導入を検討すべき。コンテナのラウンド輸送(マッチング)による効率化との相乗効果も期待できる」などと、コンテナターミナルの混雑に対する要望が寄せられた。

■意見交換会への参加企業
イトーヨーカ堂、キヤノン、クボタ、小松製作所、東芝ロジスティクス、日清物流、日野自動車、富士重工業、ホームロジスティクス、本田技研工業、LIXIL