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コマツ、フォークリフト856台をリコール、騒音増大のおそれ

2011年9月15日 (木)

行政・団体小松製作所は14日、同社製フォークリフトの原動機に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象は2008年5月6日からことし5月30日までに製作したフォークリフト856台。

 

コマツによると、対象車両の原動機と触媒の間の排気管で、固定方法が不適切なため、振動などにより排気管の保持ステー溶接部に亀裂が生じるものがある。そのため、排出ガスが外部に漏れるとともに、騒音が増大するおそれがある。

 

また、原動機と触媒の間の排気管のはめ合い部で、固定クランプの締め付けトルクが不足しているものや製品のバラつきにより気密性が不足しているものがあるため、はめ合い部から排出ガスが外部に漏れるとともに、はめ合い部が外れて騒音が増大するおそれがあるという。

 

同社は対象車両の使用者に対し、直接電話するかダイレクトメールなどの方法で連絡し、排気管とクランプを対策品に交換するとともに、はめ合い部に液状シール剤を塗布し、固定クランプをダブルナットで締め付ける。改善実施済車にはステッカーをダッシュボード前面右上方に貼り付ける。

 

■対象車両の一覧など詳細は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/000166013.pdf