行政・団体いすゞ自動車は30日、同社の大型トラック「ギガ」のうち、2010年9月6日から13年10月3日までに製造した1763台を対象に、リコールを国土交通省に届け出た。
排気管のフレキシブルパイプの構造が不適切なため、走行時の振動でフレキシブルパイプのベローズが内管と干渉し、摩耗するものがあり、そのまま使用を続けると摩耗が進行して穴があき、最悪の場合は排気ガスが漏れるおそれがあるという。
これまで11件の不具合発生が確認されており、同社は全車両を対象として排気管を対策品に交換する。一部の車両では、排気ブレーキパイプ、パワーステアリングパイプ、ブレーキパイプを形状変更したものに交換する。