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欧米ドローン規制当局と先進活用企業が集結、16年2月

2015年12月8日 (火)

イベント欧米ドローン規制当局と先進活用企業が集結、16年2月運輸政策研究機構が、物流などの分野でドローンの活用に取り組む国内外の企業や、商用ドローンの本格活用に向けて官民協働プロジェクトに取り組む各国の航空規制当局から講師を招く「ドローンと交通に関する国際セミナー」を企画した。

ドローンの利用や規制の面で先進的な取り組みを行う米連邦航空局(FAA)に所属し、国際民間航空機関(ICAO)の遠隔操作航空機システムパネルの議長を務めるランディ・ウィリス氏が、米国のドローン開発利用の概況について講演するほか、欧州航空安全機関(EASA)の航空安全官がEU(欧州連合)におけるドローン規制の枠組みを説明。

民間機関からは、欧州でドローンを用いた配送の先駆者的存在とみなされているスイスポストでオープンイノベーションプロジェクトマネージャーを務めるジャニック・ミシェラー氏が「スイスにおけるドローン配送」を解説。スペインからは、鉄道インフラの点検にドローンを用いた事例を紹介する。

国内からは、ヤマハ発動機の石岡修・UMS事業推進部長とエンルートの伊豆智幸社長が登壇する。終了後は質疑応答を経て18時からレセプションが行われる。

イベントは2月17日14時から東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで開催される。参加費は無料で同時通訳付きだが、事前申し込みが必要。詳細は次の通り。

日時:2016年2月17日14時-18時
会場:東京都千代田区飯田橋3-10-8(ホテルメトロポリタンエドモント)
主催:一般財団法人運輸政策研究機構国際問題研究所
定員:200人(事前登録制)
費用:無料
詳細URL:http://www.jterc.or.jp/document/160217_program.pdf
申し込みURLhttp://www.jterc.or.jp/topics/H27_topics.html#20160217
<講演1>
 テーマ:小型無人航空機の民間利用における現状と将来展望について
 講師:鈴木真二氏(東京大学大学院教授航空宇宙工学専攻)
<講演2>
 テーマ:米国におけるドローン開発利用の概況について
 講師:Randy Willis氏(Manager, Emerging Technologies, Chairman, ICAO Remotely Piloted Aircraft Systems Panel, Federal Aviation Administration)
<講演3>
 テーマ:欧州連合におけるドローン規制の枠組みについて
 講師:Sylvette Chollet氏(Aviation Safety Officer, European Aviation Safety Agency)
<講演4>
 テーマ:スイスにおけるドローンによる配送について
 講師:Janick Mischeler氏(Project Manager for Open Innovation, Swiss Post)
<講演5>
 テーマ:スペインにおけるドローンを用いた鉄道インフラの点検について
 講師:Leendert de Haan氏(Senior Expert, Civil Engineering Directorate, INECO)
<講演6>
 テーマ:産業用無人ヘリコプターの活用について
 講師:石岡修氏(ヤマハ発動機V&S事業本部UMS事業推進部長)
<講演7>
 テーマ:マルチコプター式無人飛行システムの活用について
 講師:伊豆智幸氏(エンルート代表取締役)