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セイノーG、物流外国人材の育成・定着へ新コンソ

2025年8月5日 (火)

ロジスティクスセイノーグループの人材サービス会社、セイノースタッフサービス(岐阜県大垣市)や、外国人専門の就職紹介事業などを手がけるグローバルトラストネットワークス(東京都豊島区)など5社は5日、国籍や性別を問わず誰もが活躍できる持続可能な物流人材基盤の構築を目指し、「グローバル物流人財活躍コンソーシアム」を発足させたと発表した。

コンソーシアムに参加したのは、ほかに、セイノーグループの小荷物配送会社セイノーラストワンマイル(中央区)、人材紹介のパッションジャパン(横浜市西区)と明光キャリアパートナーズ(東京都千代田区)の3社。

コンソーシアムでは、物流業界の労働力不足を解消するため、性別や国籍、職種を問わず、すべての物流現場に対応可能な外国人材の育成や活用、定着を図る共通プラットフォームの構築を目指す。

▲コンソーシアムにおける役割イメージ(クリックで拡大、出所:セイノーホールディングス)

「育てる・支える・つなぐ」をキーワードに、海外の教育・送り出し機関と連携した人材の育成から、国内企業への定着支援までを一気通貫で支援するスキームを構築し、軽・中・大型トラック運転手のほか、仕分けや倉庫業務などの物流周辺職種まで、多様な人材ニーズに対応できる取り組みを進めていく。

具体的には、海外の教育・送り出し機関と連携して外国人ドライバーを育成するほか、共通のマニュアルや研修教材によるスキルやマナーの教育、受け入れ企業の面談支援、生活支援や文化支援を含む定着支援などを行い、外国人が働きやすく、企業も受け入れやすい環境を整備する。

また、行政や大学、研究機関などと意見を交換しながら、国などに制度改善を求めていく。

9月から本格的な活動を開始する予定で、外国人ドライバー採用・活用セミナーや教育機関との合同フェア・マッチングイベント、インドネシアやベトナムなどへの視察ツアーを実施するほか、採用や研修に関するポータル・教材の共同開発にも取り組む。出入国在留管理庁や国土交通省などの国の機関などとも対話の機会を設けるとともに、ほかの企業や行政、研究機関などに参加を呼び掛けていく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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