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双日、豪でガリウムSC構築に向け調査

2025年8月5日 (火)

荷主双日は4日、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と設立した合弁会社であるPtyを通じて、世界最大級の米国アルミナ生産者傘下のオーストラリア法人Alcoaと、西豪州に所在するAlcoaのアルミナ精錬所におけるガリウム生産に関する共同調査契約を締結したと発表した。同調査は西豪州にあるアルミナ精錬所で実施され、2025年末に最終投資判断を行い、26年の生産開始と安定供給を目指す。

▲ガリウム生産設備(出所:双日)

同事業では、アルミナ精製過程で副産物として回収可能なガリウムの新たな生産設備を開発し、長期安定供給体制の構築を目指す。生産されたガリウムは日本を中心とした需要国への供給を計画しており、サプライチェーンの多角化と安定供給につなげる。

ガリウムはLEDや太陽光パネル、化合物半導体材料などに使用される重要鉱物で、LED、太陽光発電セル、化合物半導体の材料などの用途で使用されている。半導体需要の伸びにけん引され、全世界での需要拡大が予想されている。

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