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新日鉄、豪州ブルースコープ社とグローバル長期提携

2010年7月29日 (木)

産業・一般新日本製鉄と豪州のブルー・スコープ・スチール社は28日、世界の建材薄板市場を対象とした次世代表面処理鋼板の共同開発について、包括的・長期的な技術提携契約に合意した。

 

ブルー・スコープ・スチール社は、豪州・アジア・北米に建材用溶融亜鉛メッキ製造設備、建材加工拠点を保有し、薄板の製造から建築部材の加工までを一貫で行っており、新日鉄とは40年間の協力関係がある。

 

両社は、それぞれが保有する建材用高機能表面処理鋼板のクロスライセンス、次世代建材用表面処理鋼板の研究開発を全世界の建材市場を対象に共同で進めることに合意、両社グループの持つ技術・ノウハウの相互補完活用に加え、海外に保有する生産・加工設備などの経営資源の相互活用についても提携の対象とする。

 

新日鉄は「共同開発された新商品は、耐食性・加工性・表面外観美麗性の観点で従来型の製品性能を更に向上させたものになる」と説明している。