ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

GLP、中国最大の国営倉庫会社に資本参加

2015年12月11日 (金)

拠点・施設グローバル・ロジスティックス・プロパティーズ(GLP)は10日、中国最大の国営倉庫会社「CMSTディベロップメント」の株式15.5%を取得し、資本参加したと発表した。株式の取得額は20億人民元(378億8522万円)で、GLPはCMSTディベロップメントの2位株主となる。

CMSTディベロップメントは、中国全土に有利な立地の物流施設や用地を保有しており、GLPのミンメイCEOは「外資企業による中国国営企業への出資としては最大のものとなる。GLPとCMSTディベロップメントとの協力関係は、マーケットリーダーとしての当社のポジションと、ネットワークを拡大する効果を強化することになるだろう」とコメントした。

また、両社はGLPによる今回の資本参加を機に、物流施設開発の合弁会社を設立する方針で、GLPが49%を出資。50%まで出資比率を引き上げるオプションを持つ。

合弁会社は36億人民元(681億9340万円)を投資し、260万平方メートルの敷地に130万平方メートルの物流施設を開発する。