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内航総連調べ、コンテナフィーダー輸送が8.4%増加

2011年9月16日 (金)

ロジスティクス日本内航海運組合総連合会(内航総連)がこのほどまとめた2010年度の外航二次コンテナ輸送量の実態調査結果によると、外航コンテナの国内フィーダー輸送実績は、実入・空コンテナ合わせて61万9032TEUとなり、前年度に比べて約8.4%増加したことが分かった。

 

01年度以降、07年度をピークとしてともに過去2年間減少していたが、10年度は一転して増加に転じた。このうち、実入コンテナは38万3011TEUで約9.3%増加。空コンテナは23万6021TEUで約7.1%増えた。

 

積地別の輸送量は、関西(約19万7000TEU、31.8%)、関東(12万4000TEU、20.0%)、中国(7万5000TEU、12.1%)、東北(5万5000TEU、9.0%)、中部(5万2000TEU、8.4%)、四国(5万TEU、8.1%)、九州(5万TEU、8.0%)、北海道(1万6000TEU、2.6%)の順で多かった。

 

揚地別の輸送量は、関西(約19万6000TEU、31.6%)、関東(12万3000TEU、19.9%)、中部(7万2000TEU、11.7%)、中国(7万1000TEU、11.5%)、東北(5万6000TEU、9.0%)、四国(4万6000TEU、7.4%)、九州(4万2000TEU、6.8%)、北海道(1万2000TEU、2.0%)の順となった。

 

積地では中国、揚地では東北と九州の増加率が高かった。減少率は、積地・揚地ともに北海道が高かった。近年の傾向としては、積地・揚地ともに東北地方で増加傾向、四国地方で減少傾向が続いている。