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国家戦略特区諮問会議、千葉市を「ドローン特区」指定

2015年12月15日 (火)

行政・団体政府は15日に開催した国家戦略特別区域諮問会議で、国家戦略特区に指定されている「東京圏」にドローンによる配送を提案していた千葉市を含めることを決めた。これにより、千葉市はドローンを用いた実証実験の具体的な計画を「東京圏」として立案し、政府が認定することで実証実験が可能になる。

指定の決定を受け、千葉市の熊谷俊人市長は自身のツイッターで、ドローンを活用した医薬品宅配サービスやセキュリティ確保、自動走行の活用などにより「子育て世帯や高齢者などの利便性を向上させ、オリパラ開催都市に相応しいバリアフリー未来都市を目指す」と意欲を示した。

熊谷氏は、指定決定を歓迎する一方で、「宅配など、必要と認めるドローンの飛行規制緩和するということであり、安易に住宅街などでのドローン飛行が認められるということではない」と強調。懸念されているドローンに搭載されたカメラ映像のプライバシー確保についても、「厳しい基準を設けるなどの対応も必要」との認識を示した。