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高砂熱学工業、印機器・内装材企業の株式26%を取得

2015年12月16日 (水)

M&A高砂熱学工業は15日、インドで医薬業界のクリーンルーム向け機器や内装材の製造・取付事業を展開する「インテグレーテッド・クリーンルーム・テクノロジーズ」の株式26.12%を取得したと発表した。

同社は日系企業の海外進出工事案件を自ら設計・施工する従来の海外事業モデルに加え、インテグレーテッド・クリーンルーム・テクノロジーズと提携し、医薬を中心とした非日系企業への新たな国際事業展開モデルの構築をするため、株式を取得した。

インドの医薬品産業は、同国政府が製薬向け産業を集積するために設けた経済特区「ファーマパーク」を開発したことで、国内供給と輸出を目的とした現地の大手後発薬メーカー、欧米大手製薬メーカーなどの進出が進んでいる。

インテグレーテッド・クリーンルーム・テクノロジーズは、主に医薬セクターなどのクリーンルーム向け関連機器・内装材の製造・販売・取付で10年を超える実績があり、高砂熱学工業はインテグレーテッド社を事業パートナーとすることで、同国での商圏を確保できると判断した。