関西空港の食料品輸出額が初の100億円超え

国内関西空港からの「食料品」の年間輸出額が11月までに2014年の輸出額を9月実績で超え、開港以来初めて100億円を突破した。関西空港税関支署が発表した統計で判明した。

同空港では、かねてから関西国際空港を活用した日本食の輸出促進に地元自治体、経済界と連携して取り組んでいる。8月には空港内に大規模食輸出上屋を設置し、航空集配サービスに整備・運営を委託している。

15年度は「ALL関西『食』輸出セミナー」「食品輸出マーケティング&ブランディングセミナー」を国内で開催したほか、クアラルンプール伊勢丹KLCC店の物産展、マレーシア高級日本食レストランの関西フードフェア、シンガポール伊勢丹スコッツ店・ジュロンイースト店の物産展に出展。来年1月にはシンガポールでBtoBビジネス商談会を開催する。