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三菱商事都市開発、ブランド創設し物流施設開発加速

2016年1月13日 (水)

拠点・施設三菱商事都市開発、ブランド創設し物流施設開発加速三菱商事都市開発(東京都千代田区)は13日、物流施設ブランドとして「MCUD」シリーズを創設するとともに、ブランド名を冠した最初の施設として、昨年12月に「MCUD千葉北」(千葉市若葉区)を竣工した、と発表した。

また、今月22日に横浜市中区で「MCUD本牧」が、2月には川崎市で「MCUD川崎I」が竣工するほか、月内に「MCUD川崎II」、11月に「MCUD船橋西浦」(千葉県船橋市)に着工する。今後は「配送拠点として人気の高い首都圏を中心に、利便性の高い物流施設の提供に努めていく」としている。

同社が開発する物流施設のブランド名として使用するMCUDシリーズのシンボルマークは、「人間の身体の隅々に血液を送り届ける動脈と静脈の血管」をイメージして青と赤の2色で表現。物流が社会に価値を送り届ける経済のインフラ事業として、重要な責務を担っていることを示す。

三菱商事都市開発、ブランド創設し物流施設開発加速昨年12月25日に竣工したMCUD千葉北は、JR総武線都賀駅から3キロ、東関東自動車道千葉北ICから4キロと配送・就業両面で利便性の高い立地で、2万3949平方メートルの敷地に鉄骨造・地上3階建ての施設を建設。延床面積は2万4983平方メートル。

また、今月22日に竣工を控えるMCUD本牧は、JR根岸線根岸駅から5キロ、首都高速湾岸線本牧埠頭ICから3キロに立地し、京浜エリア最大級の定温倉庫設備を完備した、最大8テナントに賃貸可能なマルチテナント型倉庫。

三菱商事都市開発、ブランド創設し物流施設開発加速敷地面積は3万3342平方メートルで、建物は鉄骨造・地上4階建て。延床面積は6万9836平方メートルで、完成後はダイワコーポレーションが利用することになっている。

施設は1・3階にトラックバースを設け、保管や流通加工といったテナントニーズに対応。南本牧埠頭に近い立地を活用し、首都圏配送拠点や海上貨物の取り扱いに適している。