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貨物船にテロリスト潜伏想定、阪南港で26日対策訓練

2016年1月19日 (火)

国内大阪府は26日、阪南港で貨物船にテロリストが潜伏していることを想定したテロ対策総合訓練を実施する。

各機関の連携と出入管理の強化を図る阪南港保安委員会が主体となり、阪南港二色地区の新貝塚3号岸壁とその前面水域で訓練を行う。

当日は、内閣官房水際危機管理チームから阪南港危機管理担当官(岸和田警察署)に「阪南港に入港予定の貨物船にテロリストが潜伏している可能性がある」との連絡が入ったことを想定。

警察官、警備員が貨物船の着岸予定岸壁周辺を、巡視艇、警備艇が岸壁前面水域を警戒し、A号に接近すると、不審者1人が乗り移って逃走するプレジャーボートを発見、巡視艇、警備艇が追尾し、停船命令を行うも無視され、逃走者が発砲・抵抗したため挟撃し、制圧する。

また、テロリスト支援者とみられる不審車両が、警備員の制止を振り切りゲートを突破し、立入制限区域内に侵入したところを警戒中の警察官が確保する訓練や、貨物船の着岸後、海上保安官、税関職員が船内を立入検査する訓練を実施する。

訓練には人員100人、船艇7隻、車両6台を投入し、民間からは大阪港運協会、大阪船主会などが参加する。