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2016年3月期第3四半期決算

阪急阪神HDの国際輸送、日本の減収響き営業益4割減

2016年1月28日 (木)

ロジスティクス阪急阪神ホールディングスが28日に発表した2015年4-12月期決算のうち国際輸送事業は、日本法人の減収が大きく影響し、売上高が前年同期から4.2%減の276億2500万円となった。これに伴い、営業利益も39.8%減の12億4000万円にとどまった。

日本法人は、航空輸出需要の落ち込みが続くなど厳しい事業環境で推移。

海外法人では、米国・欧州が航空輸送を中心に堅調に推移した一方、東アジア・ASEANが中国経済の減速の影響で弱い動きとなった。

こうした中、今後の成長が見込まれる東アジア・ASEAN地域で事業拡大を図るため、インド西部のプーネに営業所を、カンボジアのプノンペンに駐在員事務所をそれぞれ開設。また、ロジスティクス事業の強化に向け、インドネシアに続いてシンガポールでも物流倉庫の建設を進めた。

[阪急阪神ホールディングスの国際輸送事業]2016年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期
第3四半期
2015年3月期
第3四半期
増減
売上高
27,62528,837-4.2%
営業利益
1,2402,059-39.8%