ロジスティクス阪急阪神ホールディングスが28日に発表した4-6月期決算のうち国際輸送事業は、欧米と日本法人が伸び悩んだ影響で部門利益が4割近く落ち込んだ。
阪急阪神ホールディングスの国際輸送事業 | 2016年4-6月期決算 |
||
---|---|---|---|
当期実績(百万円) | (前年同期比) | 対売上高利益率 |
|
売上高 | 17,654 | -13.9% | |
営業利益 | 218 | -37.7% | 1.2% |
経常利益 | -- | -- | -- |
当期純利益 | -- | -- | -- |
東アジア・ASEANの海外法人は海上輸出を中心に堅調に推移したが、米州・欧州は航空輸送に勢いが見られず弱含みの立ち上がりとなったほか、日本法人も物流需要の落込みで航空輸送が伸び悩んだ。
この結果、売上高は28億4900万円(13.9%)減少し、176億5400万円。営業利益は1億3200万円(37.8%)減の2億1800万円となった。
なお、同社は今年度から国際輸送事業の輸出混載貨物に関連する取引の計上方法をこれまでの純額表示から総額表示へと変更している。