M&Aいすゞ自動車は25日、完全子会社のいすゞ自動車販売(横浜市西区)を吸収分割会社、いすゞ自動車を承継会社とする会社分割を、2026年4月1日付で実施すると発表した。国内販売会社株式や国内販売拠点の不動産などを本体に集約し、国内販売機能と新車の物流・在庫管理機能の役割分担を見直す狙いだ。
分割に伴う対価の交付や資本金の増減はなく、いすゞ自動車販売が保有してきた国内販売会社株式、販売拠点不動産、それらに付随する契約や資産・負債を、いすゞ自動車が承継する。
いすゞは本吸収分割の目的について、国内販売会社の株式保有や不動産管理の主体を見直すことで、グループ内の機能配置を整理すると説明。販売現場に近い機能と、新車の物流・在庫管理を含む本社機能の役割分担を明確化し、効率的な運営体制を構築する考えだ。
承継対象となる事業部門は、国内販売ネットワークの運営に関連する不動産賃貸・管理機能などで、25年3月期の売上高は93億2800万円。25年3月末時点の資産は1355億円、負債は1220億円としている。なお、分割に先立ち、いすゞ自動車販売は26年3月末に減資を行い、資本金を100億円から1億円へ引き下げる予定だ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。














