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東芝、西鉄新型車両向け電気品を受注

2016年2月8日 (月)

荷主東芝は5日、西日本鉄道の新型9000形車両向けに、全閉型誘導電動機(全閉IM)とVVVFインバータ装置を組み合わせた駆動システムなど電気品一式を受注したと発表した。5月から段階的に出荷を開始する。

受注したのは、天神大牟田線に導入される新型9000形車両18両に搭載される全閉IMとVVVFインバータ装置を組み合わせた駆動システム、補助電源システム、空調装置、自動列車停止装置(ATS)――などの主要な電気品一式。

新型9000形車両は、西日本鉄道で最も多い5000形の老朽化に伴う置き換え車両として、17年3月から運転が開始される。

SiCダイオードを採用した駆動システムを現在の西日本鉄道の最新車両である3000形車両に搭載して行った事前評価や、3000形向けに電気品一式を納入した実績などが評価された。