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丸紅・東芝、タイ・都市鉄道向け車両を初出荷

2015年9月7日 (月)

荷主丸紅・東芝、タイ・都市鉄道向け車両を初出荷丸紅と東芝は7日、両社が出資する共同事業体を通じて受注したタイ・バンコクの都市鉄道「パープルライン」向けに、車両2編成6両を大黒埠頭から初出荷したしたと発表した。今後、2016年1月までに全21編成63両の輸送を完了する計画。

パープルラインは、バンコク市内のバンヤイからバンスーを結ぶ全長23キロの新規路線で、タイ運輸交通局が日本政府の円借款を活用し、16年の開通を目指して建設を進めている。

丸紅と東芝は、バンコク・メトロから鉄道システムの納入・建設を請け負っている大手建設会社チョーカンチャン社との間で、車両、信号・運行監視設備、変電設備、通信設備などを含む鉄道主要システム一式の納入を受注しており、今回のプロジェクトで納入する鉄道車両は、JR東日本グループの総合車両製作所が製造を受け持っている。