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ライトオン、衣類回収の取り組み全店舗へ拡大

2016年2月16日 (火)

アパレルライトオン(茨城県つくば市)は16日、欧州や北米を中心に56か国で古着と靴の回収事業を展開するアイコジャパン(岩手県盛岡市)と共同で、2015年12月から一部店舗で開始した衣類回収の取り組みを21日から同社の全業態・全店舗に拡大する、と発表した。

ライトオン、衣類回収の取り組み全店舗へ拡大

回収した衣料品は店舗で取りまとめ、「I:CO」(アイコ)を通じて提携工場に運搬後、海外提携企業工場に輸送する。7割をリウェア(再着用)として活用、それ以外はリユース(再利用)、リサイクル(再資源)として状態や用途に合わせ、活用できるようにする。店舗に対象衣類を持ち込んだ顧客には、全店舗で使用できる500円割引きクーポンを贈呈する。

回収対象は、ブランド問わず他社製品を含む衣類品すべてで、靴、靴下、下着、バッグ、帽子などの雑貨類や激しく汚れていたり、濡れているものは対象外。

アイコジャパンは、繊維リサイクルに世界レベルで取り組むSOEXの一員で、古着や靴の回収事業を展開している「I:コレクトタグ」(スイス)の日本法人。アパレルブランドを運営する企業と共同で店頭で衣類・靴の回収を行っている。回収拠点数は合わせて2100か所に上る。