ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

GSユアサ、上海港向け港湾AGV用Li電池システム受注

2016年2月18日 (木)

荷主GSユアサは17日、中国の上海振華重工が上海市洋山深水港区四期に納入する港湾AGV(無人搬送車)の駆動用リチウムイオン電池システムを受注した、と発表した。

GSユアサ製のリチウムイオン電池が搭載された50台の港湾AGVは、2017年1月から運用が開始されることになっている。

今回受注したシステムには、大容量タイプのリチウムイオン電池「LIM50EN-12」を使用し、1台の港湾用AGVに1800セルの蓄電池を搭載。港湾用AGVは、海上輸送用コンテナを集積するコンテナヤードから、コンテナ船への荷役を行うガントリークレーンの間を無人自動運転で往復しコンテナ搬送する車両で、港湾物流拠点の効率化に寄与する。

GSユアサのリチウムイオン電池は、大容量や高入出力など幅広い用途に対応が可能で、大規模蓄電システムや鉄道車両などの産業用途、ロケットや人工衛星の特殊用途などで使用されている。