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JR貨物、ハイブリッド機関車の運用を開始

2012年3月26日 (月)

ロジスティクスGSユアサは26日、同社の産業用リチウムイオン電池モジュールが、日本貨物鉄道(JR貨物)のハイブリッド入換機関車の量産第1号者に搭載されたと発表した。量産車は2月から営業運用されている。

 

JR貨物のハイブリッド入換機関車は、動力源として小型ディーゼルエンジン発電機と大容量のリチウムイオン電池を組み合わせたハイブリッドシステムで構成されている。リチウムイオン電池は、ブレーキをかけた時の回生エネルギーを蓄え、車両発進時などに蓄えた電力でモーターを駆動させることで、ディーゼルエンジン発電機をサポートする。

 

この仕組みにより、従来型のディーゼル機関車に比べてNOx(窒素酸化物)の排出量が61%低減されるほか、燃料消費量も36%低減される。