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インパクトTV、小型サイネージの物流代行を本格展開

2016年2月22日 (月)

ロジスティクスインパクトTV、小型サイネージの物流代行を本格展開メディアフラッグ傘下でデジタルサイネージを中心とした店頭販促トータルソリューションを提供する「impactTV」(インパクトTV、東京都港区)は22日、小型サイネージ「impactTV」の物流倉庫代行サービスを開始する、と発表した。

インパクトTVは、1996年に提供を開始した電子POPの店頭販促ツールで、これまで3000社以上が導入し、販売・レンタル両面で業界シェアトップ。

同社は1998年から入荷・出荷・返却管理システムを自社開発し、impactTVの購入者に対して倉庫運用のノウハウを生かした物流倉庫の受託サービスを提供してきたが、この実績を踏まえて料金体系を見直し、サービスを本格展開することとした。正式サービスの展開に合わせて、保管料をこれまでの台数・サイズに比例した料金から、使用するパレット数に比例した料金へと変更した。

このサービスでは、購入したimpactTVを同社倉庫に預けることで、発送・返却拠点として利用できるようになるほか、販促資産の電子POPを購入してから廃棄するまで、有効に運用できるようにする。

具体的には、顧客・商品個別のシリアルナンバーによる入出庫管理を行い、紙POPなどの販促ツールの同梱物管理にも対応。保管スペースは保管量の増減に合わせて柔軟に見直す。また、顧客の要望に応じ、出荷依頼の受付代行を行い、成果物として同社フォーマットによる納品先リストを提出する。

さらに、SDカード・金具などの標準品以外にもコンテンツ差替え・シール貼付けや同梱物パッキングなどのカスタマイズ要件に対応し、返却時には検品・クリーニングを行うなど、出荷・返却作業負担を軽減する。

これらのサービスを利用することで、顧客は自社で保有していた人材や倉庫のスペースが必要なくなり、宅配事業者の大口割引を受けられることと併せて、固定費、配送コストの削減につなげることが可能になる。

料金は端末、資材、帳票作成、システム運用料、保管料で構成する倉庫運用料として月額5万円から。保管料はパレット単位で、2パレット目以降は別に月額費用(1パレット7500円)が発生する。1パレットの積載目安は7インチサイズで150台。