荷主インフォアジャパン(東京都千代田区)は24日、スウェーデン最大の燃料会社「プリーム」がインフォアのERPアプリケーション「インフォアM3」を採用し、基幹システムを最新化すると発表した。
これにより、プリームはサプライチェーン全体にわたって、実際の在庫レベルを可視化するほか、製品の最下位の詳細レベルまでのトレーサビリティを確保、サプライチェーンのあらゆる局面で分析を行うのが容易になる。
今回のインフォアM3導入でプリームは情報、プロセスモデルの標準化、財務会計との連携を実現。利益センターの供給・精製部門とマーケティング・営業部門間の連携の最適化を目指す。
同社はスウェーデンで消費される燃料の半分を生産する燃料会社で、個人、商用車両向けに全土で600のガソリンスタンドを展開。同国では排ガス量の3分の1を運輸セクターが占めている。