拠点・施設レンゴーは25日、子会社の朋和産業(千葉県船橋市)が干潟工場(旭市)の敷地内で自動倉庫棟を増設したと発表した。
朋和産業は、レンゴーグループの軟包装事業の中核企業として、デザイン提案から製版、グラビア印刷、ラミネート、スリット、製袋などの製品の製造まで一貫した生産体制を整え、おにぎりやサンドイッチといったのユニークな開封機能を持つフィルム包装などを製造、供給している。
干潟工場は同社最大の生産拠点として、多様なフィルム包装資材を生産しているが、消費者ニーズの多様化に伴って軟包装需要が増加していることから、伸長する生産量に対応した自動倉庫棟の増設が急務となっていた。
朋和産業では、今回の自動倉庫棟の増設で慢性的な倉庫不足を解消するとともに、外部保管などのコストを削減し、今後の需要増にも対応できる体制を整えた。
■干潟工場自動倉庫増設棟の概要
所在地:千葉県旭市さくら台1番4号
構造:鉄筋コンクリート造
建築面積:3320平方メートル