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【タイ洪水、物流情報】ナワンコン工業団地でなお水位上昇

2011年10月18日 (火)

話題郵船ロジスティクス(18日午前9時時点)
郵船ロジスティクスが18日公表した同日午前9時時点の情報によると、バンコクの北にある大規模なナワナコン工業団地で浸水が進んでおり、現在1.2-1.4メートルの水深で、なおも上昇を続けている。

 

同社のナワナコン工業団地にあるナワナコンロジスティクスセンターも閉鎖しており、保管荷物は、一部を既にスワナプームロジスティクスセンターに移動させているという。

 

道路状況は、32号線が冠水のため、通行止めとなっているほか、1号線もバンパイン-サラブリ近郊の冠水が進み、通行できない状態。ロッブリ・コラート方面への輸送は、迂回路を使用して輸送している。

 

17日時点の情報として、迂回路にも車が集中し、混雑している。バンコク郊外周辺の集配送は、通常よりかなり時間がかかっている。

 

港湾は、ラッカバンICDで一部周辺道路が冠水したため、小型車両の運行に支障が出ており、一部船社はバンコク向け混載貨物をレムチャバン渡しに切り替えている。レムチャバン港、バンコク港、スワナプーム空港は通常通り運営されている。

 

近鉄エクスプレス(18日午前時点)
アユタヤ地区を始めとするタイ中部の複数の工業団地が冠水しているが、新バンコク国際空港、バンコク港周辺では、通常通りのオペレーションが行われているという。

 

商船三井ロジスティクス(18日時点)
商船三井ロジスティクスが18日公表した情報によると、タイの中部-北部に拡大している洪水被害で浸水した工業団地は、18日時点でサハ・ラタナナコン、ロジャナ、ハイテク、バンパイン、ファクトリーランド、ナワナコン工業団地の6か所となった。

 

日本発バンコク向け旅客便のフライトは、平常通り。貨物便は一部の航空会社が今週のみバンコク向けフライトを見合わせているが、来週には平常に戻る見通し。

 

また、新バンコク国際空港(スワンナプーム空港)、バンコク港(PAT・サハタイ・TPT)、ラッカバン(ESCO)、レムチャバン(TIPS)の各港も、平常通り稼動している。