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【タイ洪水、物流情報】バンコクで洪水「不可避」との見方

2011年10月21日 (金)

話題阪急阪神エクスプレス(21日午前時点)
洪水被害は首都バンコクへ迫りつつあり、これまでバンコクでの洪水の可能性を否定してきたタイ政府は一転、バンコクでの洪水発生は不可避との見方を示している。

 

また、バンコクの北に隣接するパトゥムタニ県のナワナコン工業団地は全体が水没し、同県のバンカディ工業団地でも浸水が始まったと報じられている。

 

現在のところ、バンコク(スワンナプーム)空港は通常通り稼働しており、空港の位置するサムトプラーカーン県に浸水が達する可能性は低いとみられているが、タイ空港公団は空港周辺の浸水が一定水準に達した場合、空港を閉鎖する。

 

また、バンコク港、ラッカバンICD、レムチャバン港も通常通り稼働しているが、一部の船会社はバンコク港への寄港、ラッカバンICDでの取扱を中止している。

 

同社の集配業務は、稼働しているエリアを対象に大型車両を使用し、安全を確保した上で運行しているが、道路事情で遅延が発生する可能性がある。バンコクーチェンマイ間の輸送は、アユタヤ周辺道路を回避し、サラブリ方面を経由し運行している。