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東海ゴム工業、中国に物流子会社を設立

2011年10月20日 (木)

ロジスティクス東海ゴム工業は20日、中国・上海に物流子会社「東海橡塑物流(上海)有限公司」(仮称)を2012年7月に設立すると発表した。

 

中国の拠点間、中国での輸出入業務を一元管理し、最適物流を構築するとともに、物流費全体の低減を図るため、中国・上海に物流子会社を設立する。

 

具体的には、同社グループの各拠点が個別に手配している輸送トラックや、同社拠点向けに各仕入先が個別に手配している納入便を集約することで、トラックの運行台数削減や輸送時間の短縮、CO2排出削減につなげる。日本などとの輸出入も船舶用コンテナ積載率を高めることで運賃の低減を図る。

 

東海橡塑物流は、中国国内の物流を調整する機能を担うとともに、日本など全世界の拠点との輸出入業務の重要拠点となる。9月に稼動を開始した北九州市の「北九州物流センター」と合わせて、日本と中国などアジアとを結ぶ物流体制の効率化に取り組む。

 

同社グループの物流子会社TRIロジテック(愛知県小牧市)が上海に置いている駐在事務所は、東海橡塑物流が吸収する。

 

■新会社の概要
所在地:中国上海市長寧区仙霞路317号
資本金:500万元(約6000万円)
出資比率:東海ゴム工業60%、TRIロジテック40%
設立時期:2012年7月
従業員数:7人