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郵船ロジ、ネシア・ハリム空港で自社運営体制整う

2016年3月7日 (月)

ロジスティクス郵船ロジスティクスは7日、インドネシア法人の郵船ロジスティクス・インドネシアが、ジャカルタ第二の空港であるハリム国際空港で通関、配送などの航空輸入オペレーションを「自営で開始した」と発表した。

空港到着から顧客への配達まで、自社による一貫サービスを提供できる体制が整ったことで、空港上屋内での貨物状態の確認や通関への対応をきめ細かく行い、トラック積み込み時の立ち会いなど輸送管理面でも円滑なサービスを提供する。新サービスでは緊急性の高い貨物への輸送需要に対応する。

ハリム国際空港はジャカルタ中心部の南東15キロに位置し、国内線を中心に航空会社が就航。国際線はシンガポールとハリムを結ぶ貨物専用便が2社運航している。

同空港では、多くの日系企業が集積しているジャカルタ東部の工業団地へのアクセスに優れ、同国の玄関口となっているスカルノハッタ空港からの陸送に比べ、ジャカルタ中心部の交通混雑を避けられる分、輸送時間が大幅に短くなるメリットがある。

例えばスカルノハッタ空港とMM2100工業団地の輸送時間は通常時に120分、渋滞時には最大300分に延びるが、ハリム空港からは30分で輸送できる。