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日通、インドネシアで高速輸入サービス開始

2013年10月1日 (火)

ロジスティクス日本通運は1日、インドネシア現地法人のインドネシア日本通運が、9月16日からジャカルタでスピーディーな輸入通関・配達を行う航空輸送商品「NEXSAO-スカイJITジャカルタ」の販売を開始したと発表した。対象となるのは、シンガポール、タイ・バンコク発貨物。

取扱貨物量が急増しているジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港で、空港保税施設による到着貨物の荷役業務が追いつかず、輸入貨物の滞留が常態化し、空港到着から配達まで3-5日を要していることから、日通は配達までのリードタイムを短縮する新商品の投入を決めた。

インドネシア日通は、ジャカルタ近郊のハリム・ペルダナクスマ国際空港を利用し、貨物到着日に専任スタッフが輸入許可済み貨物を引き取る運用体制を確立。こrねいより、到着後1-3日で配達できるようになった。

また、ジャカルタまでの航空輸送にシンガポールからの貨物専用便を利用し、シンガポール、バンコクで貨物を受託できる体制を整備。自動車部品などジャカルタ近郊の工業団地向け緊急輸送ニーズに対応する。

同空港は日系メーカーの生産拠点が集積する西ジャワ州に隣接しているため、渋滞が慢性化しているジャカルタ市街地を通らない輸配送を行う。

今後は受託地の拡大を図り、世界各地からの貨物をシンガポールの「ハイスピード・ロジスティクスセンター」に集約してジャカルタまで輸送するサービスを強化する。