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三井物産、中国のブリキ製造合弁会社がISO22000取得

2016年3月10日 (木)

フード三井物産は10日、中国で電気錫めっき鋼板(ブリキ)を製造・販売する合弁会社「広州太平洋馬口鉄」が食品の安全に関する国際規格「ISO22000」の認証を取得したと発表した。

ISO22000は、消費者への安全な食品提供を可能にする食品安全マネジメントシステム(FSMS)の国際規格で、合弁会社が製造する高級ブリキの製造技術、品質管理が評価され、認証に至った。

中国では個人消費の伸びや一人っ子政策の転換を受けて、食缶や粉ミルク缶の需要拡大が見込まれる一方、「食の安全」に対する意識が高まっており、容器・素材メーカーはフードサプライチェーンの観点から、より厳格な製品管理が求められてきている。