ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本海事協会、米国籍船向けの船舶検査で米政府認証

2016年3月11日 (金)

ロジスティクス日本海事協会は11日、米国政府からACPステータスを取得したと発表した。

ACP(オルタネートコンプライアンスプログラム)は、代行機関による船舶検査の負担を軽減するための制度で、米国籍船には米国沿岸警備隊(USCG)が訪船検査の上で発行する検査証書の所持が要求されるが、代行機関がACPステータスを備えている場合、代行機関の作成する検査記録を検査証書に代えることができる。

これにより、重複した検査内容が省略され、USCGが検査に要していた負担が軽くなる。

同協会は、米国籍船の船級登録以降、2年間にわたる実績が評価されてACPステータス取得に至った。「今後もUSCGとの連携をさらに強化し、米国籍、米国に寄港する日本海事協会船級船へのサービスの向上に取り組む」としている。