四国運輸局、災害時の船舶活用手順にコンテナ船追加

国内四国運輸局は16日、災害時の輸送に船舶を活用する取り組みを検討する場として設置した協議会を開催し、2014年度に作成したマニュアル例「高知港災害時船舶活用実施要領Ver1.0」「災害時の船舶活用マニュアル策定ガイドライン」の改訂内容を取りまとめる。

同運輸局では、これまでフェリー・RORO船を対象としていたものにコンテナ船を追加し、情報伝達訓練の実施を通じて改善点を整理するなどして、マニュアルの実効性を高める。

船舶を活用した緊急物資輸送は連携すべき関係者が多岐にわたり、適切な手続きや情報伝達、機材の調達が求められることから、あらかじめ手順・プロセスを明確にしたマニュアルを作成する必要があるとして、高知港をモデルケースとしたマニュアル例の作成に取り組んでいる。