京阪電鉄、初の大規模賃貸物流施設が4月開業

拠点・施設京阪電鉄は14日、淀車庫拡張用地（京都市伏見区）で建設していた内陸型物流施設「京阪淀ロジスティクスヤード」が4月1日に全面開業すると発表した。

京阪淀ロジスティクスヤードはAからC棟の3棟で構成する延床面積4万3000平方メートルの賃貸用物流施設で、A棟につばめ急便、B・C棟に日本通運がテナントとして入居することになった。

近畿圏では、大型物流施設の多くが大阪湾岸地域に集中しているが、京阪間の内陸に位置する京阪淀ロジスティクスヤードは名神高速道路、京滋バイパス、京都縦貫自動車道の大山崎ICから1.5キロと交通の利便性が高い。

また、日本政策投資銀行から「DBJグリーンビルディング認証」を取得するなど、環境面への配慮もなされている。

■京阪淀ロジスティクスヤードの概要
所在地：京都市伏見区淀美豆町555-1ほか
用途地域：準工業地域
敷地面積：5万2900平方メートル
建物用途：倉庫業を含む倉庫（A、B、Cの3棟）
階数：地上2階、一部平屋建て
建築面積：2万7000平方メートル
延床面積：43000平方メートル
テナント：A棟つばめ急便、B・C棟日本通運