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プロロジス、物流施設の実質賃料指数を公開

2016年4月7日 (木)

調査・データプロロジスは7日、世界主要マーケットでリサーチした実質賃料を示す指標として「プロロジス物流施設賃料インデックス」を発表した。

同社のリサーチ部門が2015年の実質賃料を調べて初めて指標化したもので、世界の賃料上昇率は前年に比べて平均6%上昇。米国が9%と高い上昇率を示したのに対し、欧州が2%、アジア3%、南米2%とほかのエリアでは比較的低い伸び率となった。

都市別で上昇率が高かったのはサンフランシスコ湾岸、シカゴ、ナッシュビル、ラスベガス、シンシナティ――の順で、いずれも米国の都市が占めた。賃料そのものの上位5都市はロンドンと英国南東部、東京、シンガポール、大阪、英国ミッドランドと、日本の2都市がランクインした。