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鴻池運輸、東北に新配送センター、来年4月着工

2011年11月7日 (月)

ロジスティクス鴻池運輸はこのほど、東北地区の新拠点として宮城県黒川郡に新配送センター建設用地を購入した。着工は2012年4月で、13年1月の完成を目指す。

 

東日本大震災で、宮城県岩沼市の仙台空港近郊にあったコウノイケ・クール・ロジスティクス東北(KCL東北)が津波被害により、壊滅的な被害を受けたが、新配送センターの建設で新規業務の獲得を目指すとともに、KCL東北の倉庫業務を集約する。

 

これにより、東北地区の基幹センターとしての役割を持たせ、グループの定温物流ネットワークの充実を図る。

 

鴻池運輸の定温物流は、冷凍(マイナス20度)、冷蔵(5度)、中温(15-20度)、常温(25度)の4温度帯で保管・輸送を行う物流サービスで、現在、国内15拠点、海外6拠点を保有している。東北では、仙台食品流通センター営業所とKCL東北の2拠点があり、冷凍・冷蔵・ドライ食品の保管・共同配送を行っている。

 

■新配送センター概要
所在地:宮城県黒川郡富谷町新富谷ガーデンシティインダストリアル地区
敷地面積:約1万4000平方メートル
構造:鉄骨3階