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鴻池運輸、宮城県で4温度帯対応の新配送センター着工

2012年5月14日 (月)

ロジスティクス鴻池運輸は14日、東北地区の新拠点として宮城県黒川郡に新配送センターの建設に着工したと発表した。稼働開始は2013年3月。

 

同センターは、4温度帯対応の物流センターで、食材や商品を24時間365日、最適な温度管理で保管・輸送を行う「定温物流サービス」に対応する拠点となる。食品・食品原料の保管業務、冷凍・冷蔵食品の仕分、配送や食品工場への食品原料の配送管理業務などを行う。

 

現在、東北での鴻池グループの定温物流ネットワークの拠点は、仙台食品流通センター営業所とグループ会社「コウノイケ・クール・ロジスティクス東北」(KCL東北)の2拠点があり、関東、東北、北海道エリアの冷蔵・ドライ食品の共同配送を行っている。

 

昨年3月11日におきた東日本大震災では、仙台空港近郊(宮城県岩沼市)にあったKCL東北が津波被害で壊滅的な被害を受けた。今回の新配送センターの建設により、新たな業務獲得を目指すとともに、KCL東北の倉庫業務を集約することで、東北地区の基幹センターとしての役割を持たせる狙い。

 

■新配送センターの概要
所在地:宮城県黒川郡富谷町新富谷ガーデンシティインダストリアル地区
敷地面積:約1万4000平方メートル
構造:鉄骨3階
倉庫面積:約1万3000平方メートル(3階建て)
収容力:8500パレット