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【タイ洪水、物流情報】アユタヤ方面で渋滞激化

2011年11月7日 (月)

話題阪急阪神エクスプレス(7日午前時点)
阪急阪神エクスプレスが7日公表したタイの水害情報によると、同国北部から大量の水が引き続き南下しており、バンコク中心部に数キロの地点まで迫っている。

 

バンコク港では、休止していた輸入コンテナ貨物の積み下ろしが再開されたものの、コンテナ滞貨による混雑は依然解消されておらず、同社も海上輸送のバンコク港向け混載サービスを11月分から休止している。

 

レムチャバン港向けは通常通り受託しているが、大量の滞貨が発生しており、引き取りに遅れが発生。また、ラッカバンICDでは、一部エリアに浸水が見られたものの、オペレーションには影響していない。しかし、輸入貨物引き取り遅延などにより、ICD内のコンテナ滞貨が継続しているという。スワンナプーム空港は通常通り稼働しているが、人員確保の問題で、航空各社は減便を発表している。

 

同社の集配業務は、閉鎖している工業団地を除く稼働エリアで、大型車両を使用して運行している。既に水が引きはじめ、車両通行が可能になっているエリアもあるが、アユタヤ方面の交通渋滞が激しくなっており、集配車両の運行に影響が出ているという。