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日通の前3月期決算、総合力生かし営業益7.8%増

2016年5月10日 (火)

ロジスティクス日本通運が10日に発表した前3月期決算は、売上高が0.8%の減収となったものの、東南アジアでハラル対応ロジスティクスの拡大、国内でワンビシアーカイブズの株式取得、名鉄運輸との提携など、総合力を活かして幅広い分野で事業拡大に注力し、営業利益は7.8%の増益となった。

日本通運
2016年3月期本決算
累計(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
(前年同期比)
売上高
1,909,105-0.8%474,232-6.5%
営業利益
54,7787.8%2.9%16,2711.2%
経常利益
62,3944.8%3.3%17,360-2.8%
当期純利益
35,65935.2%1.9%8,268308.7%

1月以降は収益の伸びが鈍りつつあるが、今期は国内外で地域特性に適応した事業展開、ワンストップ営業、アカウントマネジメントのグローバル展開による顧客起点の営業強化などに取り組み、売上高1兆9300億円(1.1%増)、営業利益570億円(4.1%増)、経常利益630億円(1%増)、最終利益360億円(1%増)と、増収増益を見込む。