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JR貨物の賃貸物流施設名称、「東京レールゲート」に

2016年5月18日 (水)

拠点・施設日本貨物鉄道(JR貨物)は18日、同社が東京貨物ターミナル駅の敷地内で準備を進めている初のマルチテナント型大規模物流施設「エフ・プラザ東京M棟・N棟」(仮称)について、施設の名称を「東京レールゲート」に決定したと発表した。「レールゲート」の名称は今回の施設に限定せず、同社が開発するマルチテナント型物流のブランド名として全国展開を検討する考えだ。

JR貨物、大型物流施設開発で三井不動産とタッグ

日本を代表する海と空の玄関口「東京港国際コンテナターミナル」と羽田空港」に隣接し、同社の基幹駅「東京貨物ターミナル駅」構内に建設する立地条件から、これらを同時にアピールできる名称として、社内公募で応募のあった145作品の中から、社内選考委員会が選定。これまでM棟としてきた施設を東京レールゲートWEST、N棟を同EASTと名付けた。

東京レールゲートは、2021年10月の完成を目指して開発するJR貨物のマルチテナント型物流第1弾で、延床面積が16万1000平方メートル(4万9000坪)となるEASTは、三井不動産との共同開発となる。延床面積6万1000平方メートル(1万8000坪)とEASTに比べて小ぶりなWESTは、19年8月に先行オープンすることになっている。

進捗状況は、新駅事務所、立体駐車場の実施設計・施工業者を決める「WTO一般競争入札」の手続きを開始した段階にある。

JR貨物