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日本運輸倉庫と賃貸借予約契約、鉄道輸送と一体運用も

JR貨物、東京レールゲートに自前スペース確保

2019年8月9日 (金)

拠点・施設日本貨物鉄道(JR貨物)は8日、東京貨物ターミナル駅で開発中の賃貸物流施設「東京レールゲートWEST(ウエスト)」のうち、3階部分のおよそ半分のスペースに、同社グループで倉庫部門を担う日本運輸倉庫が入居すると発表した。

東京レールゲートWESTはJR貨物が初めて建設するマルチテナント型の賃貸物流施設で、2018年9月に着工、20年2月の竣工に向けて工事を進めている。賃貸面積は4万3000平方メートル(7階建て)で、22年8月の竣工を目指す「東京レールゲートEAST(イースト)」(賃貸面積13万7000平方メートル)と2棟で、東京湾岸エリア最大級の物流施設となる。

―WESTへの入居は、昨年12月に賃貸借予約契約を結んだ鴻池運輸に続いて2社目。傘下の日本運輸倉庫が入居することで、JR貨物は同施設の倉庫床を不動産賃貸するだけでなく、グループとして「物流施設と鉄道コンテナ輸送を組み合わせたJR貨物グループ一丸となった総合物流サービス」を提案できる体制を整える。


■東京レールゲートWESTの概要
所在地:東京都品川区八潮3(東京貨物ターミナル駅構内)
竣工:2020年2月
賃貸床面積:4万3291平方メートル(1万3095坪)
構造・階層:PC造・地上7階建て(倉庫は2-6階)