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北陸地方整備局、伏木富山港延伸しコンテナ量拡大へ

2016年5月24日 (火)

ロジスティクス北陸地方整備局は、伏木富山港(富山県射水市新湊地区)国際物流ターミナル延伸整備事業の着工式典を、28日から伏木富山港湾事務所で開催する。

北陸地方整備局、伏木富山港の延伸整備に着工1

このターミナルは、これまでに水深12メートルの岸壁が333メートルの延長で整備されており、外貿コンテナを中心に国際物流の拠点として活用されてきた一方、外貿コンテナ取扱貨物量の増加やコンテナ船の大型化が進展し、岸壁の利用待ちとして滞船が発生するなど、港湾利用に支障が生じていた。

この事業では、岸壁を75メートル延伸し、大型コンテナ船が2隻同時荷役可能とすることで滞船を解消させる効果が見込まれるほか、富山県が施工する埠頭用地の拡張と併せて、コンテナ取扱能力の拡大を図る。

■概要
整備施設:岸壁延伸部75メートル(水深12メートル)
既設岸壁と合わせて延長408メートル
泊地浚渫:1.6ha(水深12メートル)
埠頭用地:2.7ha
事業期間:2015年度から2018年度完成予定
直轄事業費:17億円