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日通、ニューデリー向けダイレクト海上混載開始

2011年11月21日 (月)

ロジスティクス日本通運は21日、12月13日の東京出港本船からニューデリー向けダイレクト海上混載サービスを開始すると発表した。

 

これまでの日本発ニューデリー向け海上混載は、経由地でコンテナの開封・再仕立て(リコンソリ)を行うことが一般的だった。

 

同社もインド向け海上混載サービス「マハラジャエクスプレス」を展開しているが、これまでは経由地のシンガポールでリコンソリすることで、リードタイムがかかるだけでなく、積み替え時に貨物がダメージを受ける可能性もあった。

 

来月開始するニューデリー向け海上混載サービスでは、東京で仕立てたコンテナを経由地のシンガポールで開封することなく、本船のみの積み替えでニューデリーまで輸送するもので、業界初のダイレクト混載サービスとなる。

 

これにより、従来商品に比べて10日以上のリードタイム短縮を実現、安全面でも積み替え時のダメージリスクがなくなる上、ニューデリーCFSでは同社現地法人(インド日通)の手配による作業立会いを実施する。

 

同社では新サービスの開始を「マハラジャエクスプレス」刷新の第一弾に位置付け、「今後もインド向け海上混載のサービス向上を図り、顧客の多様化するニーズに対応していく」としている。